体育祭予行・準備   校長通信

 明日の体育祭本番を前に、今日は予行練習会場準備が進められました。
 最初は、開会式の隊列に並んで、生徒会の「開会宣言」、優勝旗返還、選手宣誓などの段取りの確認が進んでいきます。その後、グランドでは中学男子の「組体操」の練習、それぞれの場所で学年ごとのプログラムの練習が始まりました。中学女子の「ソーラン節」は体育館、高校一年の「自校体操」、高校二年の「応援合戦」のグランド練習が終わったのは12時半を過ぎていました。
 昼食後、13時30分に係の教員と生徒が集合して準備が始まりました。人工芝グランドが「体育祭会場」になりました。天気予報によると天気が心配ですが、晴れるとまではいかなくても曇り空でも期待したいと思います。

看板の設営も終わりました        準備が終わった陸上部
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避難訓練    校長通信

 一校時に避難訓練を実施しました。四階のランチルームの厨房から出火したという想定で、放送とともに教室からグランドへの避難を行いました。今回は、新校舎になって初めてということもあり、避難経路の確認を主なる目的として実施しました。
 私語をしないでの迅速な行動、階段は一列で、グランドに整列してすぐに人数確認を行う、などがチェック項目でした。避難開始の放送から最後のクラスが人数確認の報告に来るまで12分10秒かかりました。
 どうしても、訓練となると気が緩みますが、実際の火事に遭遇すれば煙が立ち込める中での行動になります。パニックになる中で、自分が右へ行くのか左へ行くのか、一瞬の判断が自身の命を守れるかの分かれ目になります。 
 今回は火事の想定ですが、大きな地震が近い将来に発生するという報道もあります。「東日本大震災」から7年になり、あの日の混乱も大分風化してきています。携帯電話はつながらず、交通網は全部ストップ、道路は大渋滞で車は動かず、東京から自宅まで歩いた人もいました。学校でも帰れない生徒たちが多目的ホールに200人くらい集まり、地震の警報音が鳴り響く中で不安な思いで一夜を過ごしました。
 いざという時にどのように行動するか、家族ともしっかり確認をしておきましよう。

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高2-C、LHRで図書館を活用!

 6/6(水)と6/11(月)に、高2-Cの皆さんがLHRで図書館を活用しました。今月は、クラスの読書月間とのことで、担任の先生から「少なくとも今月中に1人1冊は本を借りて読もう」「蔵書数も環境も充実した図書館をもっと活用しよう」「ネット社会が進歩している世の中だが、紙の図書が現在もすたれず続いている意味を考えよう」など、いろいろと有意義なお話がありました。
 そして、素晴らしいと感じたのは・・・・・・

演劇部春大会   校長通信

 日曜日、薬園台高校ホールで高校演劇部が春季地区大会の発表をするということで出かけました。作品は、タカハシナオコ作『白犬伝―ある成田物語―』でした。「難しい作品を選んだな」と思いましたが、見ごたえのある作品に仕上げていました。
 今の高校生には、「成田空港」と聞いても「海外旅行」というイメージしかわかないのではないかと思います。空港建設に反対運動があり、死者まで出るような闘争があったと聞いてもピンとこないでしょう。そのことが設定の中核となっている芝居をどういう視点で作っていくのか、荒れ地を切り開いてきた農地を空港建設地としていきなり奪われた農家の「怒り」や作者の「怒り」をどのように今の自分たちの「怒り」につなげていくのか、とても難しい課題が残ります。 
 犬役は難しい役柄をしっかりとらえて舞台全体を引っ張っていきました。家族と反対同盟の若者たちも熱演していました。幕開きの立ち姿は美しかった。歌は鼻歌になるまでしっかり歌いこみましょう。男性陣は基礎練習をしっかりやって地に足の着いた芝居ができるように頑張りましょう。大道具、小道具ももう一工夫です。鉄条網は公園のフェンスに見える。囲まれてるという感じにはどうしたらなるか考えてほしいな。ペットボトルはまだないよ。
 などなど、これからの課題もたくさんあるけど、とにかく客席を惹きつけて見せた(魅せた)ことを自信にして秋大会に向けてステップアップしてください、と元顧問からエールを送ります。

 午後からは「千葉県私立中学進学フェア」(千葉県私立中高協会主催)が開催されている千葉工業大学津田沼キャンパスに向かいました。雨の中でしたが大勢の方々に来ていただき(4500人)、本校のブースでは途切れることなく説明が続いていました。ご来場の皆様ありがとうございました。