オーストラリア語学研修 校長通信 

 今夕、二週間の研修を終えてオーストラリアから22名の生徒たちが帰国します。
 今年から、シドニーからバスで二時間ほど北に向かったニューカッスル(Newcastle)という石炭の積み出しで有名な港町にあるイギリス国教会系の私立学校である「Newcastle Grammar School」にお世話になります。
 担当のSusan先生とAnna先生の二人がご尽力くださり、滞りなく研修を進めることができたと思います。
 毎日の研修の様子は、引率をされている長田先生と宮沢先生がブログに挙げてくれています。
 ここでは、そこでは書いていなかったことをいくつか紹介します。

 今年は、「Possum Magic」というオーストラリアの絵本を教材にして英語の授業が行われました。「Once upon a time ,but not very long ago , deep in the Australian bush lived possums.」と始まります。possumとはオーストラリアの有袋動物のことです。この話には、オーストラリアの動物や食べ物、地名などが出てきて、読み進めていくとオーストラリアのことを理解することにつながっていきます。このお話を基にしたサブノートを用意してくださり、お菓子が出てくるとそれを実際に作ったりしながら英会話の学習を進めていきました。
CIMG4657 CIMG4544
 
 生徒たちは、生徒や先生のお宅にホームステイをします。週末は学校がないのでホストファミリーとじっくり二日間過ごすことになります。金曜日に研修が始まりますから、その翌日からいきなり週末の生活になります。
 引率している私たちは、学校から車で一時間ほどのSwanseaという町にあるレンタルハウスで生活します。毎年お世話になっている現地コーディネーターの杉山氏が、普段はヒルトンホテルのシェフということでおいしい料理をいただくことができます。
 週末の学校がない時には、私たちも、近郊の観光地に行ったり、海岸で釣りをしたりして過ごします。今年は、ワイン作りのためのブドウ畑が果てしなく広がっているハンターバレーというところへ行ってゴルフをやったり(全員初心者)、Susan先生のご案内で競馬に行ったりしました。競馬は、馬の後ろに一人乗りの車をつけて引くレースで、家族連れや友人同士が食事をしたりしながら楽しんでいて、ギャンブルというより社交場という感じのする場所でした。
CIMG4537CIMG4540