図書館四方山話その13

 春休みに入って1週間になりますね。皆さん、お元気ですか? 臨時休校から春休みへと続き、3月の開館は修了式の日の数時間だけでした。さて、今週の図書館の様子は・・・・・・

 おかげさまで元気な司書は、毎日、静かな静かな寂しい図書館でひとりぼっちで仕事をしています。(前回も似たようなことを書いたような・・・)

 先の見えない不安感に心が支配されないよう、図書館にいる時には、今ここでできる仕事に意識を集中して取り組んでいます。

 1年間の図書館業務のまとめや、環境整備、新年度の準備などで忙しい中、ふと、皆さんも家で勉強に励み、読書もしているかな、と思い、4月にまた会える日を楽しみにして仕事をしています。

 最近私が読んでいた本を振り返ると、3冊たて続けに、食べ物関係の小説でした。食欲の“春”?・・・いえいえ、その前に読んでいたのが、『十二国記 白銀の墟 玄の月』(一)~(四)(小野不由美/著、新潮文庫、2019、[913オ1~4])でしたので、少しほっとできる小説を無意識に求めていたのかもしれません。

 『谷中の街の洋食屋 紅らんたん』濱野京子/著、ポプラ文庫ピュアフル、2019、[913ハ]

 『本日のメニューは。』行成薫/著、集英社文庫、2019、[913ユ]

 『食堂メッシタ』山口恵以子/著、角川ハルキ文庫、2019、[913ヤ]

 3冊とも読んでよかったなぁと、心があたたかくなる物語で、元気をもらえました。詳しくおすすめコメントを書きたいところですが、長くなりますので・・・4月も新着図書コーナーに並べたままにしておきます。ぜひ手に取ってみてくださいね。

 自宅では、『古事記』を読み返しているところです。ちょっとしたきっかけがありまして・・・その話はまた今度・・・

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