今日は、中学一年生は体育館で、二年、三年生は多目的ホールで、各学年ごとに福祉教育を実施しました。
1・2校時は一年生が、車椅子や視覚障碍者の体験を行い、介助犬についての説明を受けました。
昨年度中学全学年で実施しましたが、今回も船橋社会福祉協議会と、地元習志野台のボランティアの方々のご協力により体験を行いました。
車椅子体験は、交代で介助者として車椅子を押します。厚さ5㌢くらいのマットでも押し上げるのは大変でした。さらにコーンをうまく回りながら、乗っている人に不安な思いをさせないように慎重に運ばなければなりません。
視覚障がいは、アイマスクで全く見えない世界を体験することと、その人を誘導して階段を上り障害物を避けながら歩いて階段を下りてくるコースを回りました。
体育館でも大変なのですから、街中にある様々な障害物を思うと、不自由を抱える方々にとって外へ出ることは大変だなと思います。「お手伝いしましようか」という声掛けが自然に出てくるようにしなければいけないなと実感しました。
介助犬「孝(コウ)くん」は、コインを口で拾ったり、スマホを探し出して届けたり、冷蔵庫を開けて飲み物を持って来たりと大活躍でした。盲導犬、聴導犬、介助犬、それぞれに役割を持つて障碍者の役に立つよう訓練されているということでした。介助犬は、日本全国で61頭、千葉県には1頭しかいないということでした。