小学生との図書交流のひとつとして、今朝、図書委員が小学校を訪問し、おすすめの本を紹介しました。中学生と高校生の図書委員が2名ずつ、6年1組と2組の教室に入り、1人5分間のプレゼンテーション。その後、質問、図書交流タイム、最後は小学生が感想を述べ、約20分ほどでイベントは無事終了しました。
今回で3年目を迎えたこの図書交流は・・・・・・
小学生への個人貸出が始まったのをきっかけに、中高図書館にある本を知ってもらい、小学生におすすめの本を紹介することで、もっと利用してほしいという気持ちから、図書委員さんたちが訪問しています。
自分が小学生の頃読んでおもしろかった本、少し背伸びしても読んでほしいと思う本、シリーズ読みをぜひすすめたい本、など・・・早くから本を選び、どのように紹介するか考え、視覚にも訴える小道具類の制作など準備をしてきました。だいたいの骨組みができた段階で、図書館運営に関わる先生方3名(安本教頭先生、山極先生、藤浪先生)の前でリハーサルを実施。たくさんのアドバイスをいただきました。そのご指導をもとにして、さらに改善、小道具の追加作成など前日までブラッシュアップに励みました。
そして、今朝の本番は・・・みんな落ち着いて堂々と発表できました。4人とも楽しくできた、とのことでした。少し緊張したかもしれませんが、楽しめて何より何より!!(3名の先生方の前でのリハーサルが、一番緊張したのではないかな~)
図書委員の活動は少し大変なところもありますが、がんばった分、自分の力になります。今日の4人もそれぞれ勉強や部活や習い事などでとても忙しい中、時間をやりくりして取り組んでくれました。きっといい経験になって次のステップにつながることと思います。ありがとう!
「小学生へのおすすめ本通信」(前期)におすすめ本紹介の原稿を書いてくれた6名の図書委員さんたちにも、ありがとう!これも訪問と同じ年に始め、前期・後期1回ずつ作成し、小学生に配布しています。
今日紹介した本は・・・・・・
『ドリトル先生航海記』 [908イ22] ヒュー・ロフティング/作 井伏鱒二/訳 岩波少年文庫
『暗黒女子』 [913ア] 秋吉理香子/著 双葉社
『精霊の守り人』 [913ウ] 上橋菜穂子/著 偕成社
『さすらい猫ノアの伝説』 [913シ] 重松 清/著 講談社 です。皆さんも読んでみてね!