保護者会の日……   校長通信   

 土曜日の保護者会には、たくさんの保護者の皆さんに参加していただき、ありがとうございました。授業参観から学級懇談会まで(その後に部活動での保護者会があるところもありました)、一日がかりで大変だったかと思います。
 私も、父母の会総会後に、スライドを使って学校の様子を話す時間をいただき、ついつい時間を延長して話してしまいました。いつもの生徒たちの様子を伝えたいと思うと、話したいことがたくさんあり、内容を選択するのに苦労しました。
 さらに、皆さんがお帰りになったあと、教頭先生と会議をしたりして、学校を出たのは20時30分くらいになりました。
 実はこの日、私が卒業した高根台中学校(船橋市)の昭和49年度卒業生の大同窓会が船橋グランドホテルで開かれていました。5年前の55歳の時に「卒業40周年(中学卒業は15歳ですから)」として行ってから5年、今回は「還暦記念」として計画されました。
 私は、父母の会があるから「欠席」としていたのですが、18時30分から「3年1組」の会をやるからと言われ、何回も出席をという連絡をもらったので、「遅れてもいいなら」と「出席」の約束をしました。
 20時30分に学校を出る前、いくら何でも13時からやっているのだからと、「もう終わるでしょう、残念だな」というメールを幹事に送ると、「待っているよ」との返信がありました。そこで遅くなりましたが、21時半くらいに船橋について同窓会に合流しました。
 とても楽しかった。還暦のおじさん、おばさんたちも、気持ちはすぐに15歳の時に戻ってしまいます。当時のことで誰かが思い出すと、連鎖していろいろと話が広がり、ここには書けないような話が続き大笑いの繰り返しでした。Tさんが好きだったとか、Mさんが好きだったとか、O君と二人でお祭りに行ったとか、そして何回も「お前(私のこと)が学校の先生やってるって信じられないよ」と繰り返されました。「ましてや校長なんて、ありえない」というのが、その席にいた当時の私を知っている人たちの感想です。
 皆さんにも、30年後、40年後に、今日の日のことを懐かしく思い出しながら大笑いするようなことがあればいいなと思います。今、君の隣の席にいる人が将来何をやっているのかと想像してみるとどうですか。もしかしたら、この学校の未来の校長先生かもしれませんよ。