部活動がんばれ    校長通信

 日本大学アメリカンフットボール部「フェニックス」の試合で起こったルール違反の危険なタックルを端緒とした、辞任した元監督をはじめとする大学の対応について、本校の保護者、卒業生、受験生の保護者の皆様から、直接、間接にご意見やご批判を頂いております。何より、将来の進学先として考えている在校生諸君は様々な思いでマスコミの報道を見ているのではないかと思います。
 本校の「部活動」は、校訓の「」の実践の場の一つとして、教育目標に「学校行事、部活動、生徒会活動などによる学校生活の活性化をはかる」と位置付けています。今年度、「部活動の意義」として「目標・目的を共有する生徒たちが、自らの意思で参加し計画を立てて協働して活動することで、目標・目的の達成を感じ取る教育の場であり、その中で友情を育み、学校生活を活性化していく場である」ことを全教職員で確認しました。
 スポーツである以上「勝利」を目標にすることは当然です。しかし、「勝利」のために何でも許されるということはありません。学習との両立はもちろん、社会生活(学校生活や家庭生活)との両立が求められます。
 本校の部活動の中の一つとして「アメリカンフットボール部」があります。今春の「千葉・茨城・埼玉大会」に優勝し、「関東大会」への出場が決まりました。6月3日(日)に最初の試合があります。厳しい練習で培った力を十分に発揮することを期待します。頑張ってください。