教育実習終了 校長通信

 昨日で今年度の教育実習生の受け入れを終了しました。
 教育実習は、将来学校の先生を目指す大学生たちが、実際の教育現場で三週間の体験をする場となります。最初のガイダンスでは、「皆さんは、これからの三週間、大学生でありながら「学校の先生」と呼ばれる立場になることを自覚してください」と話します。
 それぞれの教科の授業を行うための準備を進め、実際に教壇に立って授業を行うことが主となる活動ですが、それ以外にも指導の先生方について教員の日々の活動を体験しました。中には部活動の指導をした実習生もいました。
 実際に教員を目指している者、教員の資格を取るだけで他の業種に就職する者、大学院へ進む者、話を聞いてみると進路はそれぞれですが、皆さん「この三週間の学びは大きかった」と感想を言っていました。

 今回の実習生19人は全員が本校の卒業生でした。中に私が最後に中一で担任をした生徒たちが三人いました(個人的な話題ですみません)。社会、体育、数学の三人でしたが、三人とも6年間サッカー部を続けた生徒たちでした。
 実習中に、彼らと一緒にサッカー部を続けていたM君が、黒部山中で滑落して亡くなったという知らせが入ってきました。ビックリしました。ご葬儀で配られた、お父様が書かれた会葬御礼の文面を読むと、無念な思いがひしひしと伝わってきます。ご冥福をお祈りします。