熊本大水害 校長通信

 梅雨空が続いています。今週前半くらいまでは雨の予報です。
 南九州は記録的な豪雨となり、熊本県では多くの犠牲者が出います。近年は、梅雨時と台風シーズンとに豪雨や強風で大きな被害が出ています。地球温暖化とも関係があるのでしょうか。専門的なことが分かりませんが、昨年度の台風による千葉県での被害も大きなものでした。
 今回氾濫した球磨川は、高校修学旅行で九州を訪れていた時にゴムボートによる急流下りを実施していました。10人くらいがボートに乗ってオール一本で川を下っていきます。インストラクターが付くのですが、わざとボートをぶつけたり、人を川に落としたりして、それなりにスリルがありました。私も生徒と一緒に乗り込んで川に振り落とされました。必死でボートによじ登ろうとする私を、再び川に突き落とした生徒の顔をよく覚えています。
 そんな楽しい思い出の球磨川が、激流となって人家を襲った映像は大変なものでした。お亡くなりになった方へのお悔やみと、これから生活を立て直していくことの大変さに、心からお見舞いを申し上げます。

 今日は、新入生のX線撮影、心電図撮影、聴力検診を実施しています。本来、入学式の翌日に、身長体重などの測定と、内科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科の検診などを一括して一日で実施しています。休校のためできなかったため、本日その一部を実施しています。身長などの測定は体育の授業の中で実施しており、医師の検診は二学期に実施する予定です。
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朝読書    校長通信

 昨日からは再開したものに中学校での「朝読書」があります。
 始業前の20分間読書をして、静かに一日を始めましょうという取り組みです。20分を毎日積み重ねれば一週間で120分、それ以外の休み時間や昼休みも読書をするようになれば、かなりの読書時間になります。
 読書によって、自分の知らなかった世界を知ることができます。自分の思わなかった発想の考え方を知ることができます。本によって、ドキドキハラハラしたり、おなかを抱えて笑ったり(電車の中で困ることです)、思わず涙を流してしまったり(これも電車の中で困ることです)という経験をすることができます。最初から難しい本でなくても、好きなスポーツの本、気になる人の本などから始めていく方が、読書の世界は広がるかもしれません。
 図書館を積極的に利用して、自分の読みたい本を探してみましょう。
 今の私の読書タイムは、夜ベッドに入って寝落ちるまでと、朝目が覚めて起き上がるまでがメインになっています。つまり、たてになって読むより横になって読んでいる時間の方が多いかな。必ず一冊は「読みかけの本」を作るように心がけています。今は、原田マハさんの「カフーを待ちわびて」を読みながら、内田樹さんの「下流志向」が読みかけで置いてあります。

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部活動始動  校長通信

 今日から7月。学校は、30分始業を繰り下げる時差通学と40分授業の短縮日程を続けながら、少しずつ日常を回復していきます。
 多くの生徒が待ち望んでいた部活動を今日から始めます。今日は梅雨空で、風が強く雨も断続的に強く降っていますが、4時頃には雨が上がっていてグランドでは久しぶりの活動に嬉しそうな顔が見えました。中学、高校の一年生も今日から活動を始めます。体育館では、二階フロアでは中学バスケ部とバドミントン部、一階では卓球部が練習を始めていました。最終下校が5時30分に一時間延長になりました。
 また、自習室も、放課後だけの利用から、朝7時30分から利用できるようになりました。
 中学校では朝読書も始まりました。8時50分までに登校して読書から一日を始めていきます。
職員室前に張り出された各部活動の紹介
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グランド、体育館、テニスコートの様子
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自習室の利用も始まりました
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