中学演劇部公演 校長通信

 超大型連休がスタートしています。学校は昨日から9連休となりますが、部活動の練習や試合が行われており、登校している教職員や生徒もたくさんいます。
 28日(日)に中学演劇部が、「春の発表会」で上演すると聞いていたので、宮本公民館まで出かけました。船橋市の中学演劇は、演劇部のある学校は9校と多くはありませんが、熱心な先生方がいらっしゃって30年以上も発表会を続けてきています。各学校の部員数も多く活況を呈しています。
 さて、本校は「あーたん・ばーたん」(松林俊哉 作)という作品でした。変なタイトルで、上演前の紹介では聞き取れませんでした。私は未見です。二人の中学生と先生との会話で話が進んでいきますが、突然、降りて行ったはずの階段が元の場所に戻ってきてしまうという不思議な世界に入っていきます。そしてそこに、二人の中学生の母親と祖母が中学生姿で現れます。母親は昭和50年、祖母は23年に同じ中学校に在籍していたことがわかります。
 舞台の上手に階段が作られていて、これをうまく使っていました。降りていくのはマイムで表現していますが上手でした。後で聞くと20センチずつ頭を下げていく練習をしたとか、よくできていましたよ。ドアの音もよかった。舞台袖で鉄球を転がして出していたと聞きました。よく思いつきましたね。アイディアも素晴らしいが、ドアの開閉の動きとの合わせ方もよかったですよ。
 舞台上でのアクシデントにも芝居を続けた役者がエライと思いました。
 残念なのは、暗転(明転)が多かったことです。台本がそうなっていても、いらない暗転はなくしていった方がいいですよ。それと、明転は見えていることを意識して動きをきちんと作りましょう。おばあちゃん、おかあさんの中学生姿の制服も少し変えるといいと思います。スカート丈で変化は見えましたが、少しずつでも時代感が出るようだといいかなと思いました。
 あと、いろいろなことが全部セリフで説明しているので、後半のお母さんやお婆ちゃんの話が平板になってしまったかなと、これは台本の問題でもありますが。不思議な階段や、突然のお母さんとお婆ちゃんの中学生姿での登場を、すぐに受け入れてしまうのも・・・と思いました。
 本校の上演が大会の最後の発表となっていて、行った時にはパンフはもうなくなっていて生徒の名前とかがわからなかったのが残念でした。

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球技大会② 校長通信

 今日は平成最後の学校生活。全校で球技大会を実施しています。午後は高校生の部。
 さすがに中学生と比べると、ボールの威力というか、スピードももちろんですが重みが違うように感じます。特に男子は、ボールが当たった時の「ボンッ」という音が違っています。女子にも力強いボールを投げる生徒がいます。同日で実施していると、中高の体力の違いを実感できます。
 高校二年生はクラス人数や男女数のクラスによる違いが大きいので二クラスを合同にして均衡を取りリーグ戦形式で、一年、三年生はクラスごとのトーナメント戦で優勝を競います。
 ドッジボールは小学校の休み時間というイメージで、最初は「高校の球技大会でドッジボール???」とも思いましたが、真剣にやると生徒たちの熱気が伝わってきます。たかがドッジボール、されどドッジボールという感じですね。また、各地でローカルルールに違いがあって、審判をやっている先生方は大変です。今日は、「審判には文句を言わない」という鉄則があります。

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球技大会 校長通信

 いよいよ平成最後の日。今日は授業ではなく全校で球技大会を実施しました。種目はドッジボールで、午前中は中学生、午後は高校生の予定となっています。一・二年生はグランドで、三年生は体育館で行われました。
 昨夜から降り続いていた雨も7時頃にはやんで、空気はひんやりと肌寒かったのですが、元気いっぱいにボールを投げあう姿が見られました。目的は、クラスの団結を強めようということでしたので、各学年で優勝を目指して声を掛け合い応援する姿が見られたのはよかったと思いました。

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芸術鑑賞会 校長通信

 平成もあと数日なってきました。学校は4月28日から5月6日まで9連休になります。
 26日(金)は、芸術鑑賞会となっています。今年から、中学一年生と高校一年生は古典芸能の鑑賞、中学二・三年生と高校二・三年生には演劇鑑賞としました。そのため、中学二・三年生には「Cats」、高校二・三年生には「ライオンキング」と、劇団四季の代表作となっいいるミュージカルの鑑賞をしてもらいました。
 中学一年生は午前中に、高校一年生は午後に、校内の多目的ホールで寄席園芸を鑑賞します。
 いつもの多目的ホールの舞台が立派な「高座」になっているのにまずびっくり。そんな雰囲気で鑑賞会が始まりました。「寄席入門」の軽快な説明から始まり、最初は本校卒業生の金原亭馬治師匠の「牛褒め」。与太郎のドジなしぐさに中学一年生は爆笑でした。「天井は薩摩の鶉木目」を「さつま揚げとうづら豆」と言っているのを、たぶん中学生もわからない言葉だろうけど爆笑していました。これでいいんだな・・・と、思いながら私も爆笑していました。続いて林家廿楽師匠のの「紙切り」。軽快なおしゃべりと見事な作品に生徒全員大喜びでした。
寄席入門 桂文枝氏仕様の軽快な説明に早くも爆笑
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金原亭馬治師匠の「牛褒め」 」
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林家二楽師匠の紙切り 猫のリクエストにこたえたもの
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スポーツテスト  校長通信

 昨日からはっきりしない小雨まじりの天気が続いています。
 そんな中、光の道(高校棟と中学棟の間)に出ると、グランドから元気な声が聞こえてきました。体育の授業で、高校生たちがハンドボール投げと持久走の測定をしていました。
 そういえば中学・高校時代の4月の体育はスポーツテストの測定だったなぁと思い出しました。45年前も現在も、テストの種目とかは変わらないんですね。あれっ、持久走って「シャトルラン」になったんじゃなかったっけ・・・。体育の先生にお聞きしたところ、持久走とシャトルランは選択制でどちらでもいいとのことで、中学はシャトルラン、高校は持久走をやっているそうです。やっぱり少しずつ変化しているんですね。

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