高校朝礼   校長通信

 梅雨も明け、二次テスト目前となった今日、高校朝礼が行われました。
 前回の高校朝礼が避難訓練となったため、久しぶりの朝礼となりました。
 最初に表彰。将棋部の高橋聖也君(二年)が個人戦準優勝で8月に長野で行われる全国大会に出場が決まりました。女子の三宅萌子さん(一年)は女子個人戦三位でした。陸上部の村上舞さん(三年)は県大会400mで六位入賞、剣道部の田村乃杏さん(三年)が船橋市女子三位、干場悠太玲君(二年)が優良賞、演劇部の工藤千鶴さん(一年)が地区大会で新人賞、写真部の酒井真大君(三年)が「千葉、観光の魅力」で優秀賞を受賞しました。
 続いて体育祭の表彰として、高校二年の「応援合戦」は紅組が優勝、高校三年の「大縄跳び」はI組、高校一年の「八の字跳び」はE組とG組が優勝しました。
 続いて私は、一連の日本大学の報道を踏まえながら、大学進学に向けてしっかり自分で確認をして進路を決めていきましょうという話をしました。日本大学の多くの先生方は、自分の研究に真摯に取り組み、学生の教育や指導にも熱心に取り組んでおり、大学の施設や実験設備なども先端的な素晴らしいものがたくさんあります。日本大学にしろ他大学にしろ、高大連携などに参加したり、オープンキャンパスに参加したりしながら、自分の目でしっかり確認することが大切だと思います。もちろん、目前に迫った「二次テスト」から逃げないで、しっかり取り組んでください。
 次に生活指導主任の高松先生から、「マナーを守ろう」という話がありました。登下校中の乗り物の中で、生徒一人一人がちょっとした心遣いをすれば解決できることがたくさんあります。「大人として」のマナーを守ることで、「人間力」を上げていくことが大切だと話がありました。
 最後に生徒会から、先日行われたアンケートの結果が発表されました。全体の約4割の回収でしたが、部活動の取り組みや校則に対する意見(マフラーやリュック型バックなど)に対する項目がありました。詳細な数字は、生徒会に確認します。

二次試験一週間前   校長通信

 「梅雨の中休み」かと思っていたら、昨日が関東地方の梅雨明けとなったようです。統計を取るようになってからの記録で、6月中に関東地方で梅雨が明けたことはないそうですから、今年は記録的な年ということになります。昨日と一昨日は、もの凄い風が吹き荒れていましたが、今日は焼けつくような陽射しです。今年の夏もまた猛暑なのでしょうか。
 昨日、二次試験の試験日程が発表されました。いよいよ一学期も大詰めです。試験に向けての学習は計画的に進められていますか。高校一年生は試験科目が13科目もありますから、きちんと進めていかないとやりきれない科目が出てしまいます。
 いつまでたっても成績の向上が見られない人に多いのが、試験の後にいつも「もっと早く始めればよかった」とか「間に合わなかった」という反省をしている人です。「分かってはいるんだけど……」という人も同様です。テレビの林先生(最近は言っていませんが)ではないけど、「いつやるの?」「今でしょっ!」ということです。今日の土曜日、明日の日曜日が勝負の始まりです。がんばりましょう!

中学朝礼など    校長通信

 今日は、行事予定では中学朝礼になっています。一学期最後の中学朝礼でもあり、例年、船橋市総合体育大会の壮行会を行っています。今回は、特別に校庭で中学朝礼をやることにして、朝礼後に体育祭でできなかった男子「組体操」女子「ソーラン節」を実施することにしました。
 体育祭、校内大会と雨に泣き、やるとしたら最後のチャンスでもあります。三年生にとっては、中学校生活最後の体育祭であり、どうしてもやりたいという強い希望がありました。また、このままでは卒業アルバムに体育祭の写真がないということになります。そこで、体育の先生方や学年の先生方とも相談して、今日の朝礼後に競技を実施することにしました。あとは天気次第です。
 今朝は、雨は降らないものの、グランドにはものすごい風が吹き荒れていました。天気の神様は意地悪です。
 それでも、男子、女子ともに、合同体育で練習してきた成果を十分に発揮して発表を終わることができました。みんなよくモチベーションを維持して頑張りました。やっと今年の体育祭が終わったなという感じがしています。
 今日は、中学朝礼と体育祭競技以外にも、「市進の学校訪問会」や「献血協力」があり、教育実習も最終日で「研究授業」が行われ、忙しい一日でした。

高校スピーチコンテスト  校長通信

 25日(月)の放課後、日本大学と船橋市のスピーチコンテストの予選を兼ねて、「高等学校スピーチコンテスト」が実施されました。今年は、高校一年生から8人、二年生から5人(当日欠席1)のエントリーがあり、一人約5分の英文の朗読を行いました。昨年まで多目的ホールでマイクを使っていましたが、船橋市の大会に合わせて、今年から会議室で肉声でやってもらいました。
 審査員は、MR. Jonathanをはじめ本校英語科教員7人、運営には、小原先生と英語部のメンバーが協力してくれました。用意された英文は、「“Taro” CAN Speak English!」という4ページの作品です。高校一年生から、司会の生徒に名前を呼ばれて「Yes」と返事をして登壇し読み始めます。少し緊張している生徒もいましたが(当然です)、皆、練習の後が感じられる、堂々とした朗読でした。
 全員の発表が終わり審査が行われました。
 審査結果は、私が発表しました。出場した皆さんの意欲と勇気、そして頑張りに対してrespectしながら発表しました。選ばれた皆さんはさらに頑張ってください!
 船橋市 レシテーション部門 森野奈緒さん(1年) 中川璃子さん(2年)
     リーディング部門  宮嶋あさ香さん(1年)
     スピーチ部門    木滑悠太くん(2年)
 日本大学スピーチコンテスト フォースター ケイデンくん(2年) 

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保護者会の日……   校長通信   

 土曜日の保護者会には、たくさんの保護者の皆さんに参加していただき、ありがとうございました。授業参観から学級懇談会まで(その後に部活動での保護者会があるところもありました)、一日がかりで大変だったかと思います。
 私も、父母の会総会後に、スライドを使って学校の様子を話す時間をいただき、ついつい時間を延長して話してしまいました。いつもの生徒たちの様子を伝えたいと思うと、話したいことがたくさんあり、内容を選択するのに苦労しました。
 さらに、皆さんがお帰りになったあと、教頭先生と会議をしたりして、学校を出たのは20時30分くらいになりました。
 実はこの日、私が卒業した高根台中学校(船橋市)の昭和49年度卒業生の大同窓会が船橋グランドホテルで開かれていました。5年前の55歳の時に「卒業40周年(中学卒業は15歳ですから)」として行ってから5年、今回は「還暦記念」として計画されました。
 私は、父母の会があるから「欠席」としていたのですが、18時30分から「3年1組」の会をやるからと言われ、何回も出席をという連絡をもらったので、「遅れてもいいなら」と「出席」の約束をしました。
 20時30分に学校を出る前、いくら何でも13時からやっているのだからと、「もう終わるでしょう、残念だな」というメールを幹事に送ると、「待っているよ」との返信がありました。そこで遅くなりましたが、21時半くらいに船橋について同窓会に合流しました。
 とても楽しかった。還暦のおじさん、おばさんたちも、気持ちはすぐに15歳の時に戻ってしまいます。当時のことで誰かが思い出すと、連鎖していろいろと話が広がり、ここには書けないような話が続き大笑いの繰り返しでした。Tさんが好きだったとか、Mさんが好きだったとか、O君と二人でお祭りに行ったとか、そして何回も「お前(私のこと)が学校の先生やってるって信じられないよ」と繰り返されました。「ましてや校長なんて、ありえない」というのが、その席にいた当時の私を知っている人たちの感想です。
 皆さんにも、30年後、40年後に、今日の日のことを懐かしく思い出しながら大笑いするようなことがあればいいなと思います。今、君の隣の席にいる人が将来何をやっているのかと想像してみるとどうですか。もしかしたら、この学校の未来の校長先生かもしれませんよ。