日大進学のセレクション 校長通信 

 日本大学への付属校からの推薦入学を目指す生徒たちは、大学が指定する人数枠に対して希望する学部学科を第一志望から第三志望までエントリーし、「基礎学力到達度試験」の結果により上位の者から出願の可否が決まります。この方式を「基礎学力選抜方式」と言います。この出願のための事前調整(セレクション)を大学が行い、今年度の第一回セレクションが昨日の12時に締め切られ、今日の12時に結果の発表がありました。
 第一志望で決まった生徒もいれば、第三希望で決まった生徒もいます。残念ながら第三希望までに入らなかった生徒もいます。学校全体では191人が基礎学力選抜方式での出願が認められたことになります。昨年度は188人ですからほぼ昨年並みです。国公立併願方式では本校からの出願はありませんでした。
 文系では、法学部33人、経済学部42人、商学部19人、理系では、理工学部40人、生産工学部10人、生物資源科学部10人、薬学部10人、歯学部1人でした。文理別ではない学部では、文理学部17人(文系16・理系1)、芸術学部3人、国際関係学部2人、危機管理学部2人でした。
 理系の一部の学科で第二回セレクションがあります。また、大学が提示する評定平均値などの条件に合致する生徒は、「付属特別推薦方式」で出願することもできます。今回のセレクションでうまくいかなかった生徒は担任とよく話し合ってください。

中学一年福祉教育  校長通信 

 先週に引き続き船橋市社会福祉協議会地域のボランティアの皆さんのご協力により、車いすと視覚障がいのサポートを体験し、介助犬ウィルマ号の実技と説明を受けました。
 今週は中学一年生の体験です。まだ体が小さくて、車椅子を押していてもマットの高さが大変そうでした。力づくで押し上げようとしても動かないのを、ボランティアのおじいさんが押すと簡単に持ち上がったりしました。力じゃないんだ、コツなんだ・・・。
 介助の体験として実施していますが、大切なことは、視覚障がい者の方の「一歩を踏み出す恐さ」を知ったり、車椅子に乗る方の「スピードや高低差で感じる怖さ」を体験することです。
 街中で介助を必要とする方々に、「何かお手伝いしましょうか」の一言がかけられるようになりたいと思いました。
25人のボランティアの方々が協力してくださいました。 
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世界史の授業を参観して 校長通信

 高校一年生の世界史の授業で使用している副読本「タペストリー」の編集を担当されている帝国書院の方が、アクティブラーニング形式の授業でどのように活用されているかを見学したいとのことで、昨日授業参観に来校されました。
 5校時の新井先生の授業と、6校時の村山先生の授業を参観されましたが、私は5校時に都合がついたので新井先生の授業を一緒に参観させてもらいました。
 授業は「産業革命」の単元で、「産業革命によるメリット」「デメリット」「現代の日本の産業との共通点」「差異点」を6人ずつの班で話し合っていました。
 難しいテーマだと思いましたが、生徒たちが積極的に資料集の中の単語を拾い出して、その語句を基にして意見を出し合っていました。みんな顔を上げて話し合いをしているのが印象的でした。
 また、資料集「タペストリー」がよく読み込まれていました。一年生ですから、四月から使い始めてまだ半年ですが、表紙などが擦り切れているような生徒が多かったです。世界史に限らず副読本は、写真や地図や図表が満載されていますから、授業以外の時にも興味をもって開かれるのが理想的な使われ方です。授業の時に先生から「〇ページを開けなさい」と言われて見るだけでなく、授業以外の時にも開いてみていることが多いのだと思いました。
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馬治丹精会    校長通信  

 10日、新橋駅近くの内幸町ホールで本校卒業生で落語家(真打)金原亭馬治さんの独演会「馬治丹精会」がありました。馬治さんは男子校時代の卒業生で、高校三年生の時に私が担任をしました。二つ目に昇進してから新ネタを披露する独演会を続けてきています。もう10年以上になるんですね。最初は東京大塚の小さなスタジオで「馬治育英会」として始まり、第一回目は「長屋の花見」と「幾代餅」を演じました。私が馬治さんの落語をちゃんと聞いたのはこの時が初めてだったように思います。以来2~3か月に一回開かれ、真打昇進後は「馬治丹精会」となって今回が14回目になります。今回も「今戸の狐」が初演でした。古典落語一筋で頑張っていて、今年8月末の10日間は、上野の鈴本演芸場で三回目の責任者(トリを演じます)となりました。
 今回の「今戸の狐」は、ことばや符丁(その世界だけで使われる用語)の勘違いからくる可笑しさに、自分の落語家としての生活の様子を面白おかしく入れてきて、客席は笑いでいっぱいになりました。
 「井戸の茶碗」は、テンポもよく、正直者の屑屋の清兵衛さんの生真面目さが面白いから、話の展開でどんどんみんなが幸せになっていくのが楽しい一席でした。
 昨日は職員会議があったので、開演に間に合わないかなと思っていたのですが、ギリギリで駆け込むことができました。次回は1月31日(木)と告知がありました。興味・関心のある方は、是非お出かけください。
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中学朝礼  校長通信

 10月10日、ちょっと前なら「体育の日」。その由来は昭和39年に開かれた東京オリンピックの開会式の日、という話から始めて朝礼を行いました。
 すっかり秋らしい季節になりました。スポーツの秋として「部活動の新人戦が始まります。二年生を中心とする新チームとして最初の公式戦です。頑張れ!」、学問の秋として「高校三年生での大学進学に向けて中学時代の頑張りが大切。今からできること(やるべきこと)をやっていこう!」、読書の秋として「読書週間です10月27日~11月9日。読書によって未知の世界を読書で広げていこう!」という話をしました。
 四月から始まった学校生活、一年間の後半に入りました。もう一度、自分の毎日を見直して「やるべきことができているか」を確認して、しっかり前を向いて元気に過ごしてもらいたいと思います。
部活動の表彰を行いました。
水泳部の二人、榊原君は夏の関東大会、蔦君は県大会新人戦での表彰です。
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陸上部、男子と女子と400mリレーの新人体育大会での表彰です。
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書道部の大野君
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フィギアスケートの三枝さん(関東大会三位で東日本大会に出場します)
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