高校生徒総会 校長通信

 令和二年度の高校生徒総会が、本日の6校時に行われました。
 コロナウイルス感染症のために、例年行われているような体育館での集会ができないため、今年は放送室から校内放送を使って行われました。
 最初に、令和元年度の活動報告として役員の皆さんが一言ずつ挨拶をしました。今年度の活動を振り返り、新たな取り組みや次年度に繋げていきたい思いが述べられました。
 次いで、令和元年度の決算が報告され承認されました。従来の積立金予算が解約され一本化されたために繰越金が増大したこと、文化祭模擬店での売り上げが伸びたこと、各部の活躍によって派遣費が予算枠を超えて大幅に増大したことなどが指摘されました。
 次いで、各委員会の今年度の目標が紙面で紹介され、令和二年度の予算案が提案され承認されました。厳しい財政状況から、部ごとの活動予算が減額されていることが指摘されました。
 以上のすべての議案が承認されたことが確認された後、新役員選挙の投票がクラスごとに行われることで生徒総会は終了しました。準備にあたった役員や評議委員会、審査局の皆さん、選挙の運営をする管理委員会の皆さん、ご苦労様でした。
始まる前の生徒会役員の皆さん
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司会の評議委員長
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挨拶をする生徒会長
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生徒会選挙  校長通信

 コロナ感染の拡大が心配されます。なかなか学校生活を本来の形に戻すことができません。
 生徒会の活動も、中学、高校ともに、学校生活が再開してからも自粛して来ていました。本来は、5月中に、生徒会費の前年度決算と新年度予算について、原案が作られ、評議委員会や審査局での審議後、生徒総会で承認されます。その後、生徒会役員も新体制にバトンタッチすることになり、生徒会役員選挙が行われます。
 今年は休校が続いたために大幅に流れが変わり、来週月曜日に生徒総会が開かれます。
 体育館に全校生徒が集まるのは「密」になるので、今年度は校内放送で行います。また、立候補者の抱負や立候補の理由などは、昨日と今日の二日間、昼食時の校内放送で全校生徒に聞いてもらいました。一人ひとり力強く、「コロナに負けない学校作り」を訴えていました。今年は立候補者が定数の7人のため信任投票になるということです。

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たなばた 校長通信

 今日は七夕です。残念ながら梅雨空が続いていて、織姫と彦星の一年一度の再会はかないそうもありません。今年は、コロナウイルスの感染拡大でそれどころではないかな。
 普段はあまり星空を見上げるということは無いのですが、「七夕」だとか「満月」だとか言うと気になったりします。毎年お世話になっている岩手県一関市大東町で見る星空は、ほんとにきれいです。星が降ってくるというのが実感として分かります。「道の真ん中に寝転がってずっと星空を見ていた」という女子生徒もいました。
 中学棟の各階には笹が用意されていて、短冊にみんなの願い事が書かれていました。「健康第一」「世界平和」「成績(学力)向上」などと並んで、「素敵な出会いがありますように」なんていうのもありました。皆さんは、何を願いますか。今年きっと多いだろうと思った「コロナウイルス退散!」というのはあまり無かったですね。
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熊本大水害 校長通信

 梅雨空が続いています。今週前半くらいまでは雨の予報です。
 南九州は記録的な豪雨となり、熊本県では多くの犠牲者が出います。近年は、梅雨時と台風シーズンとに豪雨や強風で大きな被害が出ています。地球温暖化とも関係があるのでしょうか。専門的なことが分かりませんが、昨年度の台風による千葉県での被害も大きなものでした。
 今回氾濫した球磨川は、高校修学旅行で九州を訪れていた時にゴムボートによる急流下りを実施していました。10人くらいがボートに乗ってオール一本で川を下っていきます。インストラクターが付くのですが、わざとボートをぶつけたり、人を川に落としたりして、それなりにスリルがありました。私も生徒と一緒に乗り込んで川に振り落とされました。必死でボートによじ登ろうとする私を、再び川に突き落とした生徒の顔をよく覚えています。
 そんな楽しい思い出の球磨川が、激流となって人家を襲った映像は大変なものでした。お亡くなりになった方へのお悔やみと、これから生活を立て直していくことの大変さに、心からお見舞いを申し上げます。

 今日は、新入生のX線撮影、心電図撮影、聴力検診を実施しています。本来、入学式の翌日に、身長体重などの測定と、内科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科の検診などを一括して一日で実施しています。休校のためできなかったため、本日その一部を実施しています。身長などの測定は体育の授業の中で実施しており、医師の検診は二学期に実施する予定です。
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朝読書    校長通信

 昨日からは再開したものに中学校での「朝読書」があります。
 始業前の20分間読書をして、静かに一日を始めましょうという取り組みです。20分を毎日積み重ねれば一週間で120分、それ以外の休み時間や昼休みも読書をするようになれば、かなりの読書時間になります。
 読書によって、自分の知らなかった世界を知ることができます。自分の思わなかった発想の考え方を知ることができます。本によって、ドキドキハラハラしたり、おなかを抱えて笑ったり(電車の中で困ることです)、思わず涙を流してしまったり(これも電車の中で困ることです)という経験をすることができます。最初から難しい本でなくても、好きなスポーツの本、気になる人の本などから始めていく方が、読書の世界は広がるかもしれません。
 図書館を積極的に利用して、自分の読みたい本を探してみましょう。
 今の私の読書タイムは、夜ベッドに入って寝落ちるまでと、朝目が覚めて起き上がるまでがメインになっています。つまり、たてになって読むより横になって読んでいる時間の方が多いかな。必ず一冊は「読みかけの本」を作るように心がけています。今は、原田マハさんの「カフーを待ちわびて」を読みながら、内田樹さんの「下流志向」が読みかけで置いてあります。

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