本日は，赤ワインの分留を行いました。分留というのは，沸点の違いを利用して，液体どうしの混合物から，１種の液体を取り出す分離操作のことです。前回の活動の際に組み立てた，各班の装置を用いて，自作の器具の精度を検証しました。

赤ワインを温めると，沸点の低いエタノールが先に気体になります。気体になったエタノールをリービッヒ冷却器に通じることで冷却し，液体になったエタノールを集めます。

集めた液体がエタノールであるかを確かめるために，火を近づけてみました。もしエタノールならば，液体が燃えます。

結果は，写真の通り，大成功でした！どの班も純度の高いエタノールを取り出すことができました。

テスト期間に入るので，活動はしばらくお休みになりますが，その分，部員には勉強に励んでほしいと思います！“化学部プライド”を持って，頑張りましょう！