4月28日(木)に芸術鑑賞会がありました。
今年度は中国京劇と中国雑技を観て、中国文化を知ることがテーマでした。
会場は習志野文化ホール、当日は雨が降ってしまいましたので、あまりパッとしない空模様でした。
残念です・・・。
しかし、会場に入れば開場予定時間前にも関わらず、多くの生徒が来ており、悪天候を吹き飛ばすほどキラキラした顔をしていました。特に中学1年生は入学後初の学校を離れた行事。楽しみだったことでしょう。
芸術鑑賞会でまず観賞したのは「京劇≪閙龍宮(とうりゅうぐう)≫」。
主人公は西遊記でお馴染みの孫悟空。武器を求めて龍宮城へ行き、大暴れをするストーリーです。
台詞よりも棒を用いた芸が多く、初めて中国の文化に触れるにはうってつけの素晴らしい劇でした。
そして立ち回りの途中、観客側に孫悟空が決めポーズをしてくれる場面があり会場が盛り上がりました。
中国京劇では、決めポーズの瞬間に観客は「好(ハオ)」と声をかけるようです。
事前にそれを生徒には知らせていましたが、そのときは恥ずかしいなどと言っていましたが、実際には元気よく「好(ハオ)」と言っている生徒が多くいました。楽しんでいる姿が見れてなによりですね!
京劇が終わったのち、二千年以上の歴史を誇る「中国雑技」を披露していただきました。
「皿回し」、「孔雀の舞」、「軟体フラフープ」、「玉ジャグリング」、「変面」、「柔術滾灯」、すべて驚くものばかりでした。
この間にコマ回しの体験や中国語に関するクイズを行う「生徒参加コーナー」もあり、笑いが起こる場面もありました。
最後は、すべての演者の方々にご登場していただいて盛大な拍手で見送りました。
これまで中国のことをあまり知らなかった生徒たちも、中国の文化に触れることで、文化交流の良さや大切さを学ぶことができたのではないでしょうか。