アクティブラーニングへの取り組み~大学入試制度改革に向けて~

3回目の今回は高校1年生の現代社会の授業をご紹介いたします。
現在高校1年生の現代社会では国際経済について学んでいるところで、その一環として今回は貿易ゲームを実施しました。
生徒のグループを国家に見立て、貿易を通じていかに経済的利益を上げるかということを実体験として理解してもらうという試みです。

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最初に先生からルール説明があります。
今回はテーブル一つにつき5~6名の生徒でグループを作り、これを一つの国家に見立てました。

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次にあみだくじによって各グループに封筒が渡されます。
封筒には文房具(工業技術)や白い紙(資源)が入っており、これがその国の国力を表します。
封筒によって国力は異なり、中には文房具が豊富だけど紙が少ない先進国とか、文房具は入っていないが紙がたくさん入っている発展途上国など、多様な条件が課せられています。
文房具を用いて指定されたサイズの紙を切り出せばそれが製品となってマーケットに売り出すことができます。
生徒たちはこれらの技術や資源をもとに、他国と貿易をしながら少しでも多くの利益を生み出さなければなりません。

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他のグループ(外国)と取引をしながら工業技術や資源を輸入して製品を作っていきます。

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出来上がった製品はマーケットで取引し、ゼムクリップ(現金)と交換していきます。

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中には「この三角定規を紙5枚とトレードするぞ!」などと積極的に貿易を仕掛ける国もありました。

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時には恐慌が起きて製品の市場価格が暴落したり、需要と供給の関係が崩れて価格が上昇したりとイベントも起こります。
少しでも多くの技術と資源を手に入れるべく自ら考えて立ち回ることで、より一層国際経済への理解が深まったようでした。