アクティブラーニングへの取り組み~大学入試制度改革に向けて~

4年後の2020年度からセンター試験が廃止され、大学入試は大きく変わります。
本校においても新制度に対応するため、教職員一同でアクティブラーニングをはじめとした授業改革に取り組んでいます。

2回目となる今回は、まさに新制度第1期生となる中学1年生の英語の授業をご紹介いたします。

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授業が始まるとすぐに隣同士で机を合わせ、前回学んだ英作文の短文でお互いに会話をします。

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しばらくすると先生から問題が出されます。
生徒たちは瞬間的に反応し、見学していた私も驚くほどの物凄い勢いで挙手していました。
友達同士で発話しあうことでとっさに英語が出てくるよう訓練されているようでした。

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次に英文解釈です。
これまでのように先生が黒板で解説していくのではなく、生徒たちがグループになり、すでに学んだ知識を使って相談しながら解釈を進めていきます。

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先生は時折様子をうかがうものの、作業は生徒たち同士の相談を中心に進め、自ら学ぶ姿勢を養っていきます。

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お互いに教えあうという作業が知識をより整理して定着の度合いを高めます。

今回の授業では黒板をまったく使わなかったのが驚きでした。
先生の指示に基づいた生徒たち自身による学びの授業であったと思います。